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『山鉾』の読みは、どう読みますか? [本日の一言で~す!]

 皆様、こんばんは~!本日は再び、この時間の登場になりました。本日ですが、この時間は曇りとなっております、横浜のお天気です。昨日は朝から時折晴れていまして、もう暑かったですね~!・・・外に出られない感じの暑さでした。ですが、全国的にみると、荒れたお天気が続いております。梅雨末期で、梅雨前線が活発になっていますね。大雨と、それに伴う災害につきましては、くれぐれもお気を付けくださいね。



 さて、本日ですが・・・?現在、京都では八坂神社におきまして、祇園祭が行われているのですね~!昨日の14日の夜ですが、宵々々山を迎えたそうです。・・・って、何?どうも、14日を宵々々山、15日を宵々山、そして、16日までを宵山と言いまして、16日の深夜まで出店・夜店が立ち並ぶ見たいですね。『今日、昨日、一昨日』と同じ考え方なのでしょうか?



 さて、この祇園祭で登場しますのが、17日に行われます、山鉾巡行ですが、ここで皆様に2択のクイズです!

『山鉾』の読みは?
A『やまぼこ』
B『やまほこ』

どちらなのでしょうか?



 実は、今回の話題はこちらですが、長年混在してきた二通りの読み方、そして表記につきまして、一つの方向性が見えてきたそうです。その解決へのきっかけとなりましたのが、京都祇園祭の山鉾行事が、昨年9月にユネスコの無形文化遺産に登録されたことなのですね。当然、文化遺産につきまして、世界に紹介されるときは、漢字だけではなく、英文表記でも必要となってきますが、その時に表示されたのは、『YAMAHOKO』でした。



 そして、祇園祭山鉾連合会も、この山鉾につきまして、パンフレットの英文を『YAMAHOKO』とするなど、『やまほこ』定着させようと考えているみたいですね。ですが、なぜこのようないきさつになったかというと、両方の言い回しがあったからですね。



 歴史的に見ますと、祇園祭ははるか平安時代の頃になりますが、流行した疫病の退散を祈る御霊会(ごりょうえ)として始まったとされるそうです。・・・もう、とても古いですね~!そして、この銀音祭りで登場いたします山鉾の読みや表記ですが、鎌倉時代末期から江戸時代までの『八坂神社文書』で登場します。それによりますと、この鉾を『ほく』と書かれていまして、『ほこ』に転じたとみられているそうです。



 そこで、1992年には当時の山鉾連合会会長が、祭りを執り行う八坂神社と協議し、『やまほこ』で統一すると決めたそうですが、山鉾の各保存会が反発したそうです。その理由が、『やまぼこ』の方が広くつかわれているから、ということですね。そのため、決定が覆った経緯があるそうです。以後、八坂神社は「ほこ」に統一したが、再び混在した状態が続いていたのだとか。・・・ユダヤ人とパレスチナ人の領土についての問題のような感じしょうか?



 実際、パソコンでは『やまぼこ』でないと変換されませんね。辞書でも『やまぼこ』ですし・・・。言語学的にも、直前が有声音の『ま』が来てますので、直後は濁音の『ぼ』の方がすっきりしますので。簡単に言いますと、『蒲鉾(かまぼこ)』と同じ考え方、だと思うのですが・・・。



 以上、10年後ぐらいに、どんな感じで伝わっているのか、気になるウィンでした。多分、10年後かまぼこはかまぼこでしょうが・・・。小田原のカマボコ?



                       

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